最終更新日:2026年8月26日
結論から言うと、痛みがある巻き爪は、まず皮膚科へ行ってください。
ネイルサロンは医療機関ではありません。
切る・矯正する・治療するといった行為はできません。
| 状態 | 行き先 |
|---|---|
| 痛みがある | 皮膚科 |
| 腫れている・膿がある | 皮膚科(すぐに) |
| 食い込んで出血している | 皮膚科(すぐに) |
| 痛みはないが、丸まってきた | 皮膚科、または爪の専門機関 |
| 痛みも変形もないが、予防したい | サロンでできることがあります |
巻き爪と陥入爪の違い
似た言葉ですが、別のものです。
| 内容 | |
|---|---|
| 巻き爪 | 爪が横方向に丸まっている状態 |
| 陥入爪 | 爪の角が、周りの皮膚に食い込んでいる状態 |
巻き爪でも痛くない方はいます。
陥入爪は、皮膚を傷つけているので痛みが出ます。
放っておくと、そこから炎症を起こします。
痛み・腫れ・膿があれば、迷わず皮膚科です。
なぜサロンでは扱えないのか
爪を切る、削る、矯正器具をつけるといった行為は、症状によっては医療行為にあたります。
ネイルサロンのスタッフは美容の技術者であって、医療者ではありません。
診断もできません。
「巻き爪を治します」とうたうネイルサロンがあれば、その点を確認したほうがよいです。
当店では、痛み・変形がある場合は施術をお断りし、皮膚科の受診をおすすめしています。
サロンでできること
痛みも炎症もない状態であれば、次はできます。
| できること | 内容 |
|---|---|
| 爪の形を整える | 角を落としすぎない形に整えます |
| 長さを適切に保つ | 短すぎない長さにします |
| 乾燥を防ぐ | オイルで爪と周りを柔らかく保ちます |
| 状態を見て助言する | 受診をすすめることも含みます |
| フットの施術 | 痛みがなければ可能です |
このうち、予防に最も効くのは「切り方」です。
巻き爪になりやすい切り方
足の爪を「深く」「角を落として」切るのが、最も多い原因です。
| 切り方 | 結果 |
|---|---|
| 角を丸く切り落とす | 角が皮膚の下に埋もれ、食い込みます |
| 深爪にする | 爪が支えを失い、丸まります |
| 横から斜めに切る | 同上 |
| まっすぐ切って、角を少しだけ整える | これが正しい形です |
足の爪の正しい形は「スクエアオフ」です。
- 先端をまっすぐ切る
- 角は、引っかからない程度に軽く整えるだけ
- 角を落とし切らない
- 指の先端と同じか、わずかに長いくらいの長さを残す
「短いほうが清潔」という思い込みが、巻き爪を作ります。
爪は、指先の肉を上から押さえる役目をしています。
短くしすぎると、押さえがなくなって肉が盛り上がり、そこへ爪が食い込みます。
そのほかの原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 合っていない靴 | 先が細い、小さい、逆に大きすぎる |
| 歩き方・体重のかけ方 | 一部の指に負担が集中します |
| 足に体重がかからない生活 | 寝たきり・歩かない期間があると丸まります |
| 爪の乾燥 | 硬くなり、変形しやすくなります |
| 遺伝的な爪の形 | もともと丸まりやすい方がいます |
「靴が大きすぎる」のも原因になります。
中で足が動き、指先が繰り返しぶつかるためです。
予防としてできること
| やること | 理由 |
|---|---|
| 角を落とさずに切る | 最も効きます |
| 短く切りすぎない | 指先と同じ長さを残す |
| 靴を合わせる | 先が細い靴を毎日履かない |
| オイルで保湿する | 硬い爪は変形しやすい |
| きちんと歩く | 爪に適度な圧がかかります |
足の爪も、手と同じようにオイルを塗ってください。
乾燥した爪は硬くなり、丸まりやすくなります。
塗り方はネイルオイルの正しい塗り方と選び方をご覧ください。
フットの施術を受けるとき
痛みのない状態であれば、フットの施術は受けられます。
そのとき、次を伝えてください。
- 「巻き爪ぎみです」
- 「以前、食い込んで痛くなったことがあります」
- 「皮膚科に通っています」(あれば)
伝えていただければ、角を落とさない形に整えます。
そして、色を塗る前に状態を確認します。
炎症が見つかった場合は、その日は施術をせず、受診をおすすめすることがあります。
フットについてはフットネイルはいつから始めればよいかをご覧ください。
よくあるご質問
Q. 巻き爪はネイルサロンで治せますか?
治せません。 ネイルサロンは医療機関ではありません。痛みがある場合は皮膚科をご受診ください。
Q. 痛くないのですが、丸まってきました
サロンで形を整えることはできます。 ただし進行が気になる場合は、一度皮膚科で見てもらうことをおすすめします。
Q. 深爪にしないほうがよいのですか?
足の爪は、短く切りすぎないでください。 指先と同じくらいの長さを残し、角を落とし切らないのが正しい形です。
Q. フットネイルをすると巻き爪になりますか?
なりません。 ただし角を落とす切り方をすれば、施術の有無に関係なく巻き爪の原因になります。
Q. 巻き爪でもフットネイルはできますか?
痛み・炎症がなければできます。 予約時にお伝えください。
Q. 皮膚科では何をしますか?
状態によります。 器具で形を矯正する、部分的に処置する、炎症を治療するなど、方法は医師が判断します。
Q. 靴は何を選べばよいですか?
先が細すぎず、大きすぎないものです。大きすぎる靴も、中で足が動くため原因になります。
Q. 家族に巻き爪が多いのですが
爪の形は遺伝的な要素があります。 そのぶん、切り方と靴で予防する意味が大きくなります。
ご相談ください
salon UNELMA では、フットの施術のときに爪の状態を確認しています。
「巻き爪ぎみです」とお伝えいただければ、角を落とさない形に整えます。
痛み・腫れ・膿がある場合は、施術をお断りし、皮膚科の受診をおすすめします。
これは、悪化させないためです。 理由もあわせてご説明します。
| 店舗 | 場所 |
|---|---|
| UNELMA 博多本店 | 博多駅博多口から徒歩4分 |
| UNELMA 天神店 | 天神駅から徒歩5分 |
| salon UNELMA 小郡店 | 西鉄小郡駅から徒歩5分以内 |
| りとるうねるま 博多 | 地下鉄祇園駅から徒歩圏内 |
全店とも年中無休、朝8時台から深夜25時まで営業しています。
この記事は salon UNELMA が2026年8月26日に作成しました。
この記事は医療上の助言ではなく、診断の代わりになるものでもありません。
痛み・腫れ・膿がある場合は、自己判断せず皮膚科をご受診ください。