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ネイル検定3級に落ちた…減点はどこで決まる?次の回までにやり直す3つのこと

最終更新日:2026年9月26日

「実技はちゃんとできたと思ったのに、不合格だった」
3級に落ちた方から、いちばん多く聞く言葉です。

先に結論をお伝えします。

  • 3級は50点満点で38点以上なら合格。落ちたのは「技術が下手」ではなく、減点が積み重なって38点を切ったか、失格の項目に1つ当たったかのどちらかです
  • 「ポリッシュを1度塗りしたら失格」「減点が3つで失格」は1級・2級の決まりで、3級には当てはまりません
  • 次の回までにやることは3つ。自分の試験を採点基準で採点し直す/工程を人に見てもらう/申込の日を先に押さえる

私たちsalon UNELMAは、福岡でネイルサロンを運営しながら、博多と小郡の教室でネイルスクールを開いています(小郡は要相談・天神はオンラインのみ対応。お申し込みは博多本店・天神店・小郡店のどの店でも承ります)。

福岡まで通えない方には、自宅で講師に手元を見てもらえるオンラインの3級対策もあります。

公式の採点基準と減点・失格の表をもとに、「どこで落ちたのか」の見方を整理します。

まだ受けていない方は、先にこちらをどうぞ。
→ ネイル検定3級は独学で受かるのか|落ちる人が見落としている7つのこと


3級の合否は、こう決まる

主催の公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)は、実技の採点基準を公開しています。

項目 内容(JNEC公式『3級 実技採点基準』2026年3月1日改訂より)
採点の方法 10の項目を、それぞれ5点満点で採点(5=良い/4=合格ラインに達している/3=少々不足/2=良くない/1=悪い)
合格 50点満点で38点以上(減点を反映した合計得点)、かつ失格対象に当たっていない
不合格 37点以下、または失格対象に当たった

つまり、10項目すべてで「4=合格ラインに達している」を取れば40点。どこか2項目で「3」がついただけで、38点ぎりぎりです。
「全部そこそこできた」では届かず、「どの項目も4以上」が要る試験だと分かります。

採点される10項目

項目 工程審査(施術中に見られる)
1-1 テーブルセッティング&消毒管理 事前審査を含む
1-2 モデルの爪/認定モデルハンドの状態 事前審査を含む
2 ファイル・エメリーボードの扱い方 あり
3 ラウンドの仕上がり
4 プッシャーの使用方法 あり
5 ニッパーハンドリング あり
6 クリーンナップの仕上がり
7 カラー表面・色むら あり
8 カラーのラインどり
9 ネイルアート
10 全体の仕上がり

4つの項目には「工程審査」がついています。仕上がりがきれいでも、削り方・プッシャーの当て方・ニッパーの持ち方・塗る手順を、施術している最中に見られています。
独学で落ちる方の多くは、ここが自分では確かめられません。仕上がりの写真は撮れても、自分の手の動きは自分では見えないからです。

自分の手の動きを見てもらう方法の1つが、Zoomで講師に手元を映して見てもらうことです。Online UNELMA(自宅でできる3級対策)


「減点」と「失格」は別もの

要項には「減点対象」と「失格対象」の表が、級ごとに分けて載っています。3級に○がついているものを、言葉をそろえて整理します。

3級で失格になる主なもの(1つでも当たると不合格)

  • 事前審査が始まるまでに、モデル(または認定モデルハンド)とともに着席していない
  • ウェットステリライザーを用意していない(ウッドスティック・ピンセット・キューティクルニッパー・メタルプッシャーの4点を入れる)
  • 使用を禁止されている用具・用材をセッティングした
  • 事前審査のあとに用具の貸し借りをした、許可なく出し入れした
  • カラーリング・フラットアートの仕上げにトップコートを塗っていない
  • 試験時間を過ぎても手を加えた(タイムオーバー)
  • 事前にカラーポリッシュを塗ってきた
  • メタルプッシャー・キューティクルニッパーを10本の爪に使っていない
  • イクステンションとリペアを合わせて4本以上している
  • 手指への出血を伴うけが、認定モデルハンドへの著しいダメージ
  • 手指の間違い、試験官の指示に従わない、その他の規定違反

3級で減点になる主なもの(積み重なると38点を切る)

  • 受験票・写真・筆記用具の忘れ物
  • 用具・用材の忘れ物、使用不可のものをセッティングした
  • テーブルセッティングの著しい不備(衛生的でない、整理されていない)
  • 品名ラベルを貼っていない、アルファベット表記になっている
  • ニッパー類をウェットステリライザーに入れていない
  • 消毒が不適切(手指消毒をモデルの手から始めた場合も減点)
  • 私語が多い、マナーが悪い、ゴミを持ち帰らない
  • ファイルなどで手指に赤みが出た
  • 実技試験の内容どおりに施術していない
  • ナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使った

表は回によって見直されます。受ける回の試験要項を、JNECの公式サイトで確かめてください。

よくある誤解:1度塗りや減点3つで失格になるのは、1級・2級

ネット上には「カラーポリッシュを1度塗りしかしていないと失格」「減点が3項目以上あると失格」と書かれていることがあります。
要項の表では、この2つは1級・2級の欄にだけ○がついていて、3級の欄には○がありません。

ただし3級でも、採点項目7「カラー表面・色むら」のチェックポイントに「10本全てに赤ポリッシュが2度塗布されていること」と書かれています。
失格にはなりませんが、採点で点を落とすことに変わりはありません。「失格ではないから」と2度塗りを省くのは、38点から遠ざかる選択です。


落ちたあと、次の回までにやる3つのこと

1|自分の試験を、採点基準の10項目で採点し直す

不合格の通知には、どの項目で何点だったかは書かれていません。
だからこそ、試験当日のことを思い出しながら、10項目それぞれに自分で点をつけてみてください。

  • 「4(合格ラインに達している)」と言い切れない項目はどれか
  • 減点の表に当たることを、1つでもしていなかったか(ラベル、消毒の順番、ゴミ、私語)
  • 失格の表に当たることを、していなかったか(トップコート、プッシャーとニッパーを10本に)

この作業で、「技術が足りない」のではなく「1つの決まりを知らなかった」だけだった、と分かる方がかなりいます。

2|工程審査のある4項目を、人に見てもらう

ファイルの動かし方、プッシャーの角度、ニッパーの持ち方、ポリッシュを塗る順番。
この4つは、自分では正しくやっているつもりで、実は減点されていることがいちばん多いところです。

見てもらう相手は、スクールの講師でも、3級に受かった知人でも構いません。
大事なのは、仕上がりではなく「手の動き」を見てもらうことです。スマホで自分の手元を撮って見返すだけでも、気づくことがあります。

3|次の回の申込の日を、先に押さえる

3級は年4回あります。受験料は6,820円(税込・2026年夏期から)です。
申込期間は回ごとに決まっていて、過ぎると次の回まで待つことになります。「練習が仕上がってから申し込む」ではなく、先に申し込んで、日付から逆算して練習するほうが、独学の方は続きやすいです。


3級は「受かる人が多い試験」。だから、落ちた理由は表の中にある

JNECの公表では、3級の合格率は2025年秋期までの累計で85.46%(受験533,743人のうち、合格456,115人)です。
10人受けて8人以上が受かる試験で落ちたのなら、理由は技術の差ではなく、上の表のどこかにあります。それを見つければ、次の回で直せます。


よくある質問

Q. 不合格の通知に、点数や減点の理由は書いてありますか?
A. 項目ごとの点数や減点の理由は通知されません。だからこそ、上の「10項目で採点し直す」を自分でやる必要があります。

Q. 落ちたら、次の回はすぐ受けられますか?
A. 受けられます。3級に受験の制限はありません。ただし申込期間は回ごとに決まっているので、公式サイトで確かめてください。

Q. モデルではなく、認定モデルハンドで受けても不利になりますか?
A. 採点基準は同じです。ただし認定モデルハンドには「事前にネイルチップを10本つけておく」「長さや形に手を加えない」などの決まりがあり、守っていないと失格になります。要項の該当ページを読んでから使ってください。

Q. 3級に受かったら、2級は独学でいけますか?
A. 2級は3級とは中身が変わります。別の記事にまとめています。
→ ネイリスト検定2級は独学で受かる?3級との違いと、つまずきやすい3つのところ


まとめ

  • 3級は50点満点・38点以上で合格。「1度塗りで失格」「減点3つで失格」は1級・2級の話
  • 落ちた理由は、減点の積み重ねか失格の項目1つ。通知には書かれないので、自分で10項目を採点し直す
  • 次の回までにやることは、採点し直す/工程を人に見てもらう/申込の日を先に押さえるの3つ

「次こそ受かりたいけれど、通うのは難しい」という方は、自宅で講師に手元を見てもらえるオンラインのコースもあります。
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通うのが難しい方へ|自宅で検定対策ができるコースもあります

落ちたあと、次の回まで独学で続けるか迷っている方へ。

UNELMAには、自宅で検定対策ができるオンラインコース「Online UNELMA」があります。

  • 3級コース 29,800円(税込)/学習期間3か月
  • 動画は期間中、いつでも何度でも見られます
  • Zoom補講が2回つきます。講師が画面越しにお手元を見ながら、
    減点されやすいところを具体的にお伝えします
  • 追加の補講は30分3,600円・60分6,000円(税込)で、期間中いつでもご利用いただけます

「独学で練習しているけれど、これで合っているのか分からない」
という方に向いています。実技は、自分では気づけないところで点を落としていることが多いためです。

くわしくはOnline UNELMAのページをご覧ください。
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